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キキョウ

キキョウ 桔梗 
キキョウ科キキョウ属 宿根草
【学名】 Platycodon Grandiflorus
【別名】 キチコウ、アリノヒフキ、 オカトトキ、バルーンフラワー
【将来的なサイズ】 高さ:1m 幅:50cm
【花期】 7~9月
【原産地】 日本、中国、韓国、シベリア
【耐寒性】 強い
【利用部分】 根
【利用方法】 園芸、薬草
【効能】 去痰作用、鎮咳効果、鎮痛効果、鎮静作用、解熱作用、咳止めや風邪の症状の緩和
【注意点】 若干の毒性があるので薬草としての利用は注意を。

キキョウの特徴・品種

キキョウは秋の七草のひとつ。
桔梗は太く黄色っぽい根が地中深くまで生長し、葉は狭卵形で鋸歯がある。
キキョウのつぼみは花びら同士が風船のようにつながっており、英名では "Balloon Flower" と呼ばれる。
つぼみが徐々に緑から青紫にかわり、7~9月に星型の花を咲かせる。
花が白花や桃色の花、鉢植え向きの草丈が低いもの、二重咲きになる品種、つぼみの状態のままほとんど開かない品種などがある。

キキョウの栽培方法・収穫方法・利用方法

◆栽培方法◆
キキョウの植え付けは、2~3月、10~11月。
キキョウは日当たりのよい場所に植えるが、半日陰の場所でも十分育つ。
乾燥には弱く、粘質土を好む。
キキョウは株間20cmほどで植える。
花壇に植えたまま何年も楽しるが、3年ごとぐらいに株分けも兼ねて植え替えると、株が元気を取り戻す。
鉢植えの場合は、根詰まりを起こしたら、一回り大きな鉢に植え替える。
キキョウは暑さに強いが、根が乾燥すると生育が弱るので乾燥には注意。
冬は地上部分が枯れて、根の状態で越冬する。
耐寒性があるので特に防寒は必要ない。
キキョウは、春か秋に播種するか、大きくなった根を堀り上げ、縦に切って株分けして増やす。

◆収穫方法◆
キキョウの根の収穫は、7月~10月ごろ。
太い根を収穫するためには、花芽がついたら咲く前に摘み取るようにする。

◆利用方法◆
生薬として利用する根は、内容が充実し、太く、えぐ味の強いものが良い。
キキョウの根は昔から咳き止めや風邪の薬として利用されてきたが、若干の毒性があるため、現在では一般的に、花壇に植えたり切り花として利用される。
韓国ではトラジといい、肥大した根をキムチやナムル、ビビンバなどの食材として利用。



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